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梅の性質(性格)を知って剪定の時期を考えてみましょう。 [食行・しょくいく]

先ずもっての注意点は、
実をとる場合の梅の剪定は
花後にすぐ切り過ぎてはいけないという事!

翌年にも実を多くつけたい場合の
整枝や剪定の時期は、10月~1月頃が目安です。

日にちに多少のズレは生じますが、
サインとしては梅の木が葉を落として
休眠状態に入ってからです。


梅の剪定は比較的簡単な部類になります。
繁茂し過ぎた枝を整理するだけでも効果があり
恐れず、大胆に剪定をしてみましょう。


次の年には前年の剪定の反省をすると段々と
梅の気持ちも理解が深まり剪定が上手になります。

元々梅には、枝が勢い良く伸びる性質がありますから

勢い良く枝が伸びる分、放任していると樹形も暴れて、
どんどん大きく育っていきますので、
放置したままにしてしまいますと
ベランダでは手に負えなくなりますし、

梅は枝先に花をつけるので
段々上の方に実が成るようになります。

「桜切るバカ梅切らぬバカ」という言葉があるように、
梅の木は剪定をしないと、木が茂り過ぎて実が
ならなかったり逆に実が付き過ぎたりします。


また、日当たりや風通しが悪くなると
害虫が発生しやすくなることもあります。


ですので、伸び過ぎた枝は思い切って切り戻しをして
高さを低くするのも1つの手段です。

場合によっては剪定バサミだけでなく
ノコギリも必要となるかもです。

実は、梅雨時の6月始め頃からなりだします。

特別、お礼肥は必要ありませんが
冒頭でもお伝えしましたように
実をとる場合の梅の剪定は
花後にすぐ切り過ぎてはいけないという事!ですね。

それは何故でしょう?

梅に限らず、植物は上に伸びた分
あるホルモンが分泌され
下にも伸びるという性質があります。

ですので、根がしっかりと張れるよう
夏にかけては伸び伸びとさせてあげるのがベストです。

そして落葉期に入れば
樹形の乱れている所を中心として
花芽を確認しながら、5~6芽を残して切ります。

また、花芽と葉芽の区別が分かりにくいので
花芽がはっきり見える
お正月明けくらいにやるのがベストでしょう。

見分け方は、花芽がふっくらしているのに対して
葉芽は細く尖った形をしているので
この2点を注意すれば大丈夫かと思います。

剪定場所は外芽のすぐ上を切る事。
外芽と内芽とは何なのか?

枝の芽で幹側にあるのが内芽で、幹と反対側にあるのが外芽です。
もし、内芽の所で切ると太い徒長枝が上に出やすくなるので
不格好に見え易くなりますのでご注意ください。

果物は花、実、全てを楽しむことが出来ますし、
利用価値も非常に高いです。

ものによっては1年目から収穫を望めたり、綺麗な花を楽しんだり、
また日当たりさえ気をつければ毎年実を結んでくれるでしょう。

この機会に、トライしてみられては如何でしょうか。
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